心地よい庭とくらす ②雑木に初挑戦 (上):庭・ガーデニング・植木の造園業者紹介サイト お庭の匠 

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心地よい庭とくらす ②雑木に初挑戦 (上)

<試行錯誤し構想作成>


 私がこの仕事を始めて間もないころ、30年前の話です。

新聞に「コナラを譲ってください」と投稿されたKさんという方がいらっしゃいました。

 雑木類に関心を持ち始めていた私はこの記事が気になり、Kさんに連絡を取ってみました。

すると、庭はまだ芝生だけの状態で「雑木の庭」にしたいとの構想をお持ちでした。当時、「庭木としての雑木」「雑木の庭」という言葉はまだまだ浸透しておらず、専門誌を見ながら「こんな庭が造れたら面白いだろうなあ」と、思いを膨らませていた私にとって、願ってもない出会いとなりました。

 まずはKさんのお宅の20×10㍍の庭空間に、コナラの木立感をどう出すか、また住宅地の中にあるお宅なので冬の落ち葉の拡散をどうするのか、と試行錯誤のプラン作成から始まりました。

 木枠としては既存の3×2㍍のテラスを取り囲むように木立を作り、門を入ると、その木立越しに奥の明るい空間が見えることを主眼に構成。さらに近隣の目線に考慮し、ある程度高さのある常緑広葉樹で周りを囲むことにしました。

 その結果、Kさんのお宅の敷地には、周囲から全く独立した空間が出現し、落ち葉の拡散もかなり抑えられたのです。

  続いて、その常緑広葉樹に囲まれた空間に大小の落葉樹を組み合わせ、雑木林の中にいるかのような雰囲気を作ることになるのですが・・・・。その落葉樹をどのように手に入れるかが、実はなかなか大変なことだったのです。




久富作庭事所  久富正哉  (宮崎県)

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