心地よい庭とくらす ⑨落葉高木 (下):庭・ガーデニング・植木の造園業者紹介サイト お庭の匠 

お庭の匠一覧へ
ギャラリー一覧へ
トップ >> お庭造りの豆知識 >>心地よい庭とくらす ⑨落葉高木 (下)
 

心地よい庭とくらす ⑨落葉高木 (下)

<将来の庭を想定する> 


 カバノキ科のイヌシデやアカシデはコナラやエゴと一緒に植えるとバランスが取りやすくなる、相性のよい木です。葉はケヤキによく似ていますが、半分くらいの大きさで、枝も細く繊細さを感じさせます。新芽が少し赤みを帯びているのがアカシデ。成長はイヌシデの方がやや早く、幹が少し白っぽい感じになります。

 植えたい樹木を尋ねると、必ずと言っていいほど名前がでるのがヤマモミジです。そよ風でも枝先が揺れる繊細な姿をイメージされると思いますが、本県のように一日中強い日差しがある所では、葉が混み合うずんぐりした枝になりがち。周りにバランスよく高木を配して木立を作り、少し日差しを遮ると、繊細な枝が多くなります。

 鎌の柄にするくらい堅いことから、その名がついたバラ科のカマツカは、コデマリのような真っ白い花が枝先に付くので、外側からもよく見えきれいです。木立の中でなく、外回りや玄関付近に植えると、離れた所からも楽しめます。小さな花びらが散る様子は、エゴノキとはまた違い、桜の花吹雪にも似た風情が感じられてお薦めです。

 このほかにもヒメシャラやヤマボウシなどまだまだ種類があります。山に行かれた時、「いいなぁ」と思う木があったら、図鑑などで調べてみてください。名前が分かれば取り寄せできるかもしれません。

 一般的に落葉高木は成長が早いので、ある程度余裕のあるスペースが必要です。将来の庭のイメージを考えて植えることも大切でしょう。

久富作庭事務所  久富正哉  (宮崎県)

ページトップ