心地よい庭とくらす ⑭シンボルツリー:庭・ガーデニング・植木の造園業者紹介サイト お庭の匠 

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心地よい庭とくらす ⑭シンボルツリー

<季節感じるもの選ぶ>

 「シンボルツリーは何がいいでしょう?」と尋ねられると、やや戸惑いを感じます。木は全てそれぞれ魅力的なので、一本を推薦するのは難しいのですが、まずはご自身が好きな木を選ばれるのが一番。敷地の広さや植える環境に問題がないか、アドバイスを受けておくと安心です。

 特別好きな木がなければ、印象的な花が咲くものが良いと思います。一般的なのはハナミズキ。花のように見えるガクはピンクと白があり、紅葉もきれいです。敷地が広ければ、大木になるサクラやケヤキもお勧めです。

 中低木類でも玄関周りでうまく使えば、道行く方にも花を楽しんでもらえます。植木スペースがなくても、門の周りにいつも季節の草花があれば、それもまたそのお宅の立派なシンボルです。

 木々に囲まれたすし店では、コナラの木立の中にイワツツジが一株。まだ周りは冬景色、ようやく春の足音を感じ始める頃、ひと際鮮やかな紫の花を咲かせます。背丈ほどの木ですが、この時季カウンター越しに見るイワツツジは、店のシンボルツリーになります。

 鮮やかな花が付く木を、生垣にすることもできます。春、アカバナトキワマンサクの緑の壁は、一面淡い桃色に変わります。

 果樹を選ばれるなら、他の庭木と感覚を取って植えてください。狭い空間でバランスよく剪定(せんてい)しようとすると、収穫量に影響してしまいます。

 樹木でも草花でも、そこに暮らす方たちが、身近に季節を感じられるシンボルだったらいいなと思っています。



久富作庭事務所  久富正哉  (宮崎県)




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