心地よい庭とくらす ㉑図面:庭・ガーデニング・植木の造園業者紹介サイト お庭の匠 

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心地よい庭とくらす ㉑図面

<平面図とパース描く>



 庭造リの世界で、大きく変わったなと思うことの一つが図面。

 頭の中に完成した時のイメージが描けていて、現場での経験が豊富なら、図面が無くても庭が作れます。昔は配置の説明のためや、数量を出して見積もるために簡単な平面図を描く程度で済ませることも多く、住宅の庭では、施主のご希望やご予算をお聞きして「ではこんな風にしましょう」と言葉で説明するだけで、図面なしで工事することもよくある話でした。

 現在は平面図だけでなくパース(イメージスケッチ)も描くのが一般的。「子供の絵」だった私のパースも、30年描き続けて、なんとか雰囲気を伝えられるようになった気がしますが、コツコツ手描きしてきた図面も、パソコンならあっという間。四季の変化、昼の庭から証明を使った夜の庭へ、あらゆる方向からの見え方が瞬時に3D図面になり、簡単に印刷できる時代になりました。

 ただ手描きにしてもパソコンでも、図面では樹木や下草、石など自然のものをパターン化しているので、工事の段階でさまざまな誤差が生じます。使う木の高さや葉の乗り方、枝ぶりなどに応じて、少し植える場所をずらしたり、アプローチの形や位置を微調整したり。その都度修正していくことで、紙の上でなく、実際の空間にイメージした庭を作りだします。

 図面も大切ですが、伝えられる範囲は限られています。どういう庭を作っているか、数年後の庭はどうなっているか、実際ご覧になることをお薦めします。



久富作庭事務所  久富正哉  (宮崎県)




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