心地よい庭とくらす ㉒音楽:庭・ガーデニング・植木の造園業者紹介サイト お庭の匠 

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心地よい庭とくらす ㉒音楽

<作業の効率アップも>



 「雑木の庭」に暮らしていると、いろんな音が聞こえてきます。

 コゲラやヤマゲラなど野鳥の声がすると、木から木へ虫や木の実を探す訪問者の姿を探します。そよ風に揺れる木々の葉が奏でる、かすかな葉擦れの音、強い風が吹けばザワザワと。乾燥が続けば、雨が欲しい!とお天道さまに訴えるアマガエルの鳴き声。秋の訪れとともに賑やかさを増す虫の声。裸木になった落葉樹の間を、木枯らしが駆け抜ける音。庭には一年中音があふれています。

 自然が生み出す音でなくても、庭の似合う音があります。由布院に古くからある宿亀の井別荘の、古民家を移築して作った茶房天井桟敷。そこでお茶を飲んでいた時に流れていたのが、グレゴリオ聖歌でした。壮観な響きは、吹き抜けの大きな空間を静かに満たしていき、窓から見えるモミジの緑が、生きる命を感じさせてくれました。この音、音楽を聴きながら景色や空間を楽しむこともいいものだと知りました。

 早速買い求めたグレゴリオ聖歌やクラッシックのCD。お客さまとの打ち合わせも、音楽を流しながらだと、少し話が弾むような気がします。剪定(せんてい)先のお宅でも、室内から好きな音楽が聴こえてくると、思わず一瞬手が止まりますが、自然と効率が上がります。

 時には庭の木立を眺めながら、お気に入りの音楽をゆっくり聴いてみてください。風に揺れる小枝が、心地よいリズムを刻んでいるかもしれません。



久富作庭事務所  久富正哉  (宮崎県)




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