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さめこめ!鮫島産業女社長のブログ
2021/09/11: 誕生日
誕生日になると、アメリカ同時多発テロ発生時の画像を思い出す。お祝いの食事を済ませ、ほろ酔い気分で自宅に帰り着きテレビのスイッチを押した瞬間、 これは映画のワンシーンに違いないとずっと信じていたかった。 あれから20年。 世界がアフガンに目を向けるようになり、 女性が全身を覆うベール(ブルカ)から解放され、学校で教育を受けられるようになった。 政治面では男女平等も進み民主主義が発達した。 メディアも・・・
2021/08/12: 初 盆
明日からコロナ禍でのお盆休みに入る。東京オリンピック開催を境にどんどん増え続けているコロナ感染者。 義母の初盆を県外に散らばる孫や曽孫が楽しみにしていたが、 断念するという連絡が入った。 初盆とは 亡くなった人の魂がこの世へ戻る初めての機会であり、あの世の世界からこの世の世界に戻ることができるように 家族がその魂を生前過ごした自宅にお迎えをし、 再び戻っていくあの世での幸せを祈るために集まるという・・・
「帝国ホテルの不思議」という本がある。 私は「老舗」という言葉が好きだ。 老舗とは、 「数代続いて繁盛し信用のある有名な店」のことを言う。 そして、世界に類を見ないほど日本にはたくさん存在している。 去年、創業130周年を迎えた「帝国ホテル」もその一つだ。 帝国ホテルには「さすが帝国ホテル委員会」という課があり、 スタッフは、顧客第一主義を徹底している。 そこにたどり着くまでに幾つかの試練があった・・・
鹿児島出身の稲盛和夫氏が県と市に寄付した20億円の内から建設された「かごしま国際交流センター」を先月見学してきた。 入り口に飾られた稲盛氏の優しい笑顔を見て 89歳になられた現在、どのように過ごされているのかが気になった。 そんな折に届いた雑誌、「致知」の特集が「稲盛和夫に学ぶ人間学」だったのが、なんだかとても嬉しかった。 特集では、2年前に解散した「盛和塾」の卒業生を始め、 氏から多くの影響を・・・
昨年は「コロナ」に振り回され、 今年はさすがに「インフルエンザ」みたいに普通のワードで落ち着くのだろうと思いきや、今年に入っての緊急事態宣言発令するのしないのどうなるのザワザワ・・ まだまだ予測不能に不安は隠せない。 気持ちとしては、 過去の繁栄を終わらせてはいけないという思いだが、 世界はもう元の通りには戻らない。 これからは、どのように日常性を回復するかではなく、 過去の完全な回復を望まな・・・
2020/11/30: 油断大敵
コロナの第三波が勢いを増してきた。 「油断大敵」とは たいしたことはないだろうと油断すると思わぬ失敗を招くという事から 気のゆるみを戒めた言葉だが、 「油断」の意味を調べてみると、語源は諸説あるようで、 その中の、お釈迦様の説法「大般涅槃経(ダイハツネハンギョウ)」にある説が なるほどと思える。 「昔、印度の王が、臣下を試そうとして、 鉢に一杯の油を入れたものを持たせ、もし油をこぼしたら命を断つ・・・
お庭の匠のホームページを開設してから今年で10年になる。 スタッフが週替わりに掲載しているつぶやき「なんでんかんでん」を読むと、 それぞれの休日の過ごし方や、趣味や、思考などを知ることになり、 その文章の素直な思いに「真実」があるからこそ、 共感したり感動したり興味が持てたりするのだと感じている。 「感性論哲学」を提唱する芳村思風氏の本の中に、「真理」と「真実」についてこんな話がある。 ある小学・・・
世界的規模で爆発したコロナウイルス感染症が人類に与える影響はもはや安閑としてはいられない状況になった。 しかし、過去に何度も起きている様々な感染症を乗り越え現在があると考えると 人類の進化向上に必要なことなのだろう。 医学の分野における新しい発見はいつも 「災い転じて福となす」「ピンチはチャンス」なのだ。 どのような形で終息するのか、或いは今後さらに大きな展開があるのか 誰にもわからない。 ただ今・・・
社長交代をして2年目の新年を迎えた。この1年の、自身の仕事環境の変化と、社会の労働観の変化はめまぐるしいものがあった。人口減少やテクノロジーの進化、人工知能、キャッシュレス、経営環境は急激な変化が起きている。必然的に経営のやり方も変化した。人の道徳観は変わらないだろうが(信じたい。) その実践方法は次々と更新されていき、どこまで行くのか焦りもあるが、楽しみでもある。国が推し進めている「働き方改革」・・・
「私がもし10歳の日本人なら直ちに日本を去るだろう。」「日本への警告」の著者である、ジム・ロジャーズ氏のシンポジウムを聴く機会があった。 ジム氏は最初に 「日本人が見て見ぬ振りをする、破滅的な未来が来る。」 と言った。 その主な理由は 1. 日本は債務が多く、今も増やし続けている。 (日本の債務残高は世界一)2. 子供を産まないので、人口が減り続けている。(少子高齢化)3. 移民を受け入れない。(・・・
2019/05/03: ハロー令和
いよいよ「令和元号」が始まった。 平成最後の夜、新年号を祝うために友人と近場のBARへ行った。 元号が変わる日の繁華街の様子や、元号またぎという歴史的瞬間を共有する人々に興味があったからだ。 BARでは、すでに宴たけなわ(賑やかさを通り越して、もはや騒々しいという表現がふさわしい状態)の見知らぬ先客たちから少し離れた席に座り、ソルティードッグを飲みながら静かにその瞬間を待った。 時計が0時を知ら・・・
5月1日、「令和元年」が始まり、「平成」が終わる。 新元号発表後、「令和」の考案者探しが記事になっているが、 「平成」の考案者も同様に、当時はマスコミに探られていたようだ。 「平成」の考案者が、安岡正篤氏であることを書いた記事がある。 「昭和天皇の逝去に伴い改元された現在の元号「平成」は、 陽明学者の故安岡正篤氏が考案し政府に提出したが、安岡氏の死後、 山本達郎東大名誉教授が再提出し、新年号に決定・・・
お客様、お取引先様へ この度9月30日付を持ちまして代表取締役社長を退任し、 10月1日より代表取締役会長に就任いたしました。 去る29日に社員と共に宮崎県高原町の狭野神社にて正式参拝の後、 創業者と2代目のお墓へ報告して参りました。 弊社は今年、創業60周年の年でもありますので、 このような年を迎えることができましたのもひとかたならぬ皆様のご支援のお陰であることに 深く感謝申し上げます。 これ・・・
2018/09/04: 本質を磨く
約4ヶ月間に渡り社員へ向けて 「健康メッセージ100」を毎日発信していたら 終盤にさしかかった頃に「臓器同士が交信し合っている」という情報を得た。 それは 中国医学の根幹である「陰陽五行説」 五臓(腎・肝・心・脾・膵 ) と 5元素(水・木・火・土・金 )の関わりによって成り立ち、 互いに関連性(繋がり)を持っていて、臓器と臓器の隙間が交信しあっているというものだ。 その交信は、 尾てい骨から脳せ・・・
最近のニュースを見聞きしていると 何かが壊れていくような不安がよぎってやまない。 人間の倫理観、道徳心、モラルの喪失・・・ 秩序なき行動が多い昨今、多くの人々が自分の欲望を優先するのみならず 全てを正当化するねじ曲がった思考回路ができてしまっているようだ。 インド建国の父、マハトマ・ガンジーがこんな言葉を残している。 7つの社会的罪 「社会に対する人罪」 「理想なき政治」 「労働なき富」 「良心な・・・
2018/04/28: 定年
「本当に輝く人生は定年後に始まる。」 という文章に触れたのは8年前のことだ。そこには 「それまでの人生がたとえ挫折続きでも、それは途中経過での評価にすぎない。 人生のフアイナルを輝きで満たすことそれが真の成功である。それは定年後に始まる。」 と書かれてあった。 しかし今 毎月決められた年金だけでは、趣味や読書や旅行やゴルフを 楽しめる時代ではないことは誰もが承知のことである。 今もこれからも 年金・・・
イタリアのミラノに従妹が住んでいる。 彼女は大の猫好きで、ミーチョという猫を飼っていた。 が、病気で死んだ。 亡くなるまでの治療経過と心情の報告を受けていただけに 彼女の充分すぎるほどの看病と、ミーチョに掛ける愛情の深さに尊敬の 念を覚える。 その後彼女は、知人たちの天国へ召された愛猫を集めて こんな作品を作った。 猫好きな人、是非ご覧ください。(わんちゃんも混じってます。) 「天正少年使節団イタ・・・
2018/01/30: 京都観光
フオー シー ズンホテル宿泊後の京都観光をご紹介します。 今回は観光の予定を立てていませんでしたが ホテルから乗り込んだタクシーの運転手さんが、最近公開された場所へいくつか連れていってくれました。 ○青蓮院の青龍殿大舞台と将軍塚東山山頂に新名所として平成26年に誕生。 清水寺の4.6倍の広さを持つ広大な大舞台から眼下に広がる様は圧巻。 右側の山は大文字。 ⬇︎ 将軍塚は、京都の中心四条通り・・・
思いがけず京都へ行くチャンスをもらった。 目的は「京都フォーシーズンホテル」の宿泊体験だ。 このホテルは2016年秋に東山の妙法院敷地内に完成し 部屋の一部がレジデンスになっている。 そのレジデンスの部屋の持ち主から幸運にも声がかかったのだ。 ホテルレジデンスの仕組みが興味深い。 オーナーが使用する日以外は、ホテルの一室として運営されるので 長期滞在型ホテルでありながら投資目的や相続税対策などに活・・・
新しい年が始まりました。 今年は、戊戌(つちのえいぬ)年になります。 「戊(つちのえ)」は、茂が語源となり 草木が繁茂して盛大になる。 という意味で 「戌(いぬ)」は、作物を刃物で刈り取りひとまとめに締めくくった状態で 草木が枯れる。 という意味だそうです。 つまり 「生い茂る」と「枯れる」という相反する面があるということで 「変化」そのものを意味するそうです。 造園屋さんの仕事に例えますと 「剪・・・
年齢を重ね、体験・経験による技術や思考を身につけるほど 見えなかったことが見えるようになったことで やらなければならないことが増えたような気がする。 その上、毎日シャワーのように浴びる沢山の情報に 何から手をつけたらよいかわからなくなり いつも「時間が無い」と思って焦る。 時間とは「命の時間」のことである。 でも本当にそうなのか? 時間は充分あるのに少ししかないと思ってしまってはいないだろうか ・・・
九州の宮崎県と鹿児島県で商売をしているが 取引先の営業マン達は、東京と大阪からもやってくる。 彼らの言葉や声の出し方、態度やしぐさや、駆け引きの仕方には それぞれ地域の特徴がある。 当然、彼らが訪問する先の社長さん達も 地域によって違いがあるはずだ。 彼ら営業マンはどう対応しているのだろうか? 矢野新一氏の 「都道府県別人気不人気ビジネスの法則」が 特徴をよくつかんでいて面白いので紹介したい。 〇・・・
親しい人との楽しい会話で思うことがある。 すごい! おもしろい! いい感じ! これだけで会話が進んでいくことが多々ある。 それは 互いを理解し合っているという証。 しかし どうすごいの? どんなところが面白いの? どんなふうにいいの? と、会話は高度に展開することなく そこをスルーして次へ進むのが常である。 「感覚」で会話をするのも楽しいけれど そのままでいくと 物事を深く考えることをしなくなるの・・・
2017/05/08: 新しい風
大量生産型から少量多品種型に変わり インターネットでモノを考える時代になった今 後継者問題で頭を抱える企業は多い。 弊社は、ありがたいことに息子が自ら手を挙げた。 その新しい風は今 社内の「環境整備」に力を注いでいる。 「環境整備」とは主に モノの要・不要を判断して、不要なものは捨てる 「整理」 と モノの置き方・置き場所を変える 「整頓」 である。 これが徹底できると 社内の清潔、社員の礼儀、・・・
2017/03/20: 家系図
「幕末から現代まで引き継がれる家系図」と銘打った 家系図制作会社のパンフレットをもらった。 最大で父方母方、それぞれ4家系まで調べることが可能だそうだ。 身内が亡くなると繋がりが途絶える。 祖父母、父母、叔父叔母までは 彼らの言葉や姿に触れ、個性を知ることが出来るが 触れたことのないその先の祖においては 知る術がない。 心の中にでも存在を感じることが出来るのなら 知っておきたいと思う。何故なら 彼・・・
2016/12/27: 喧嘩両成敗
喧嘩両成敗とは 「喧嘩をした者は理非を問わないで双方とも処罰すること。」 つまり一方だけが悪いとはいえない ということだ。 「人の悩みはすべて対人関係」 とアドラーは言っているが その本質は何か? 人間が、犬や猫と言い合いになることはない。 人間だけがもつ 「エゴ(自我)」が そうさせるのではないだろうか? 人間同士の様々なトラブルは どんな理由であれ 「自分の非を認めない」 ことから生じてい・・・
これまでに様々な業種を生業としている人々の話を聴いてきたが 毎回、頭脳の良さと表現力の素晴らしさに感動させられる。 同時に自分のダメさを再認識するわけだが、それゆえに 頭が良いとか悪いとか、表現力が良いとか悪いとか その意味はどこにあるのだろうかと考えてみた。 運勢や未来を判断する「占い」でいうところの「生まれ持ったもの」 ということを言っている人がいる。 人間の頭脳の働きを4つに大別すると 1.・・・
4月14日に発生した熊本地震による余震が今も続いている。 5月の連休を利用して 姉夫婦に世話になっている母に逢いに行くため 九州新幹線のチケットを持っていた。 誰もが数か月はかかるだろうと思っていた矢先 二週間後には全線再開のニュース。 あまりのスピードの速さに驚いた。 予想通り、予約していた便が間引きされていたり 熊本周辺減速で遅延があったりと、多少の不便はあったが 何よりも、利用者の立場に立っ・・・
致知出版社の社長が講演のため 鹿児島に来られた。 8年前にお会いしてから現在に至るまで 幾度か話を聴く機会があり、講演内容が毎回ほぼ同じであるにもかかわらず 聴くたびに自分の中に新たな「気づき」が生じる。 「気づき」は自分自身の成長の証であり、さらなる成長へ向けての一歩前進である。 だから 社長の講演は何度でも聴きたいと思う。 今回のテーマ「出会いの人間学」の中で 「自分の能力以上の出会いはない。・・・
2016/02/11: 誕生日
今日、2月11日は「建国記念日」である。 休日だ!わーい。 で済ませてはいけない。 「建国記念日」とは何か? 初代天皇である神武天皇が即位された日を元年とし 日本が国家としてのスタートを切った日である。 今日で、なんと 世界最高齢の2676歳!! 今日に至るまでずーっと 天皇中心で一本筋を通してきた国は他にはない。 アメリカでは「独立記念日」、フランスでは「フランス革命」が 建国の日であるように・・・
2016/01/27: 映画
基本的に映画はひとりで観る。 歩いて8分の場所にシネコンが出来てから 観る機会が抜群に増えた。 一旦入場したら1本だけでは済ませない。 せっかくの休日 内容や、監督、役者で選ぶよりも 時間を有効に使うことにが重要なのだ。 1日で5本観ることができたときには 映画館のスケジュールの組み方に敬意を表す。 なんの情報もなく期待もしないで観た作品が 思いのほか良かったことが多々あるから それも楽しみの一つ・・・
今年は申年です。 「立ち向かう申」といい 草木が伸び切り果実が成長して固くなって伸びていく という意味があるそうです。 足元がしっかりと揺らぐことがない状態をイメージして さらに大きく、高く、広く、前へ前へと突き進んでいこう! そんな気分です。 二宮尊徳の言葉 人、生まれて学ばざれば、生まれざると同じ 学んで道を知らざれば、学ばざると同じ 知って行うことを能わざれば、知らざると同じ 故に、人たるも・・・
2015/11/22: 大器晩成
子供の頃、テストの点数が悪い時に 父からよく言われた言葉がある。 「お前は大器晩成型だから楽しみだな。」 今を否定せず未来に期待してくれているその言葉が うれしかったことを覚えている。 と同時に 大人になったらどれほど大成するのか 自分なりに楽しみにしていたものだ。 しかし今! もう充分年を食った。 いつになったら大成するのだ! 大器晩成とは 「大きな器は完成するまでに時間がかかるように 真に偉・・・
2015/10/01: さざれ石
幾度も歌ってきた国歌斉唱 「君が代」の歌詞の意味を 理解していなかった。 歌詞のもとになったのは「古今和歌集」 平安時代の女性が男性へ送った恋文「我が君」を 永く日本を守ってきた天皇陛下に「敬意を表す」といった意味で 「君が代」に変えて現在に至るそうだ。 「君が代は 千代に八千代に さざれ石の 巌(いわお)となりて苔(こけ)のむすまで」 小さな「さざれ石」が重なり合い 気が遠くなるほどの年月を重ね・・・
2015/08/13: 出会い
偶然の出会いから恋が芽生える。 という経験をした人はどれ程いるだろうか? ラブストーリーにはいくつもそのような話がある。 号泣してしまうような切ない別れのストーリーから 結婚してハッピーエンドで終わる内容などさまざまだ。 主人公が中年なら 最後はどちらかが不治の病で先に逝き、涙を誘う。 主人公が若者なら 内容も幅広くあるし、どのようにも展開できる「可能性」を多くもつ。 何度でもやり直せるから希望が・・・
虫食いの穴があいてる。 ブロッコリーや青菜は湯がいた後に虫が浮き上がる。 あーさすが無農薬だ。有機野菜だ。安全で安心だから食べる。 虫が食べるから美味しいに決まってる。 でも食べた後に「これおいしい??」ちょっと疑問が残る。 さらにもう一つの疑問が浮かぶ。 安全で美味しい食べ物を食べようと躍起になる人間。 しかし同様に虫も、生きるために安全で美味しい食べ物を躍起になって探している。 そんなことを考・・・
海外へ行っても長くてせいぜい1週間程度である。 何でも好き嫌いなく食べるたちではあるが それでも日本に戻ると 食事の種類の豊富さと味覚の素晴らしさに 「日本に生まれてよかった!」と感動するのは毎度のことである。 四季があり、海に囲まれ、山、川、木、等が生み出す環境が 様々な食材を提供してくれ、日本人のチャレンジ精神を掻き立てるのだろう。 そんな日本に住んでいるから ついつい食べすぎてしまう。 (日・・・
家具販売大手の大塚家具で 創業者の父と娘の経営争いが起きている。 その背景にあるものは「経営方針の違い」だ。記者会見の様子を見て 『不易流行』 という言葉を思い出した。「不易」とは、いつまでも変わらないこと。「流行」とは、時代やその時々に応じて変化すること。「不変の真理を知らなければ、基礎は確立せず。 変化を知らなければ、新たな進展もない。」つまり仕事には 革新させるべき部分と、絶対に変えてはいけ・・・
今年の弊社のテーマは 「幸福」 である。 付け加えるとしたら 「幸福とは何か? を掘り下げて、意識し、求めていく。」 という意味を込めている。 先日、 「3つの幸せ」 という話を 「日本を美しくする会」会長の鍵山秀三郎氏から聴いた。 1つ目の幸せは 「もらう幸せ」。 生まれたばかりの赤ちゃんがお腹がすいて大きな声で泣くと、 おかあさんがおっぱいを飲ませてくれます。 赤ちゃんが、お腹が満たされた時に・・・
年が明けて気が付けば もう1月の半分が過ぎてしまった。 このままでいけば、 「もう師走?」 なんてこともあり得るほど 毎日が慌ただしく過ぎている。 昨今のあらゆる方面からの情報の多さには 何を見ても、読んでも、聞いても、興味が沸くばかりで あれもこれもやろうとしたら、気が散って先に進めない上に 何をやっても、楽しくて飽きることがないから 一日が、あっという間に過ぎ去る。 いのちに限りがあるからこそ・・・
節目の歳を迎えて 「若さ」から遠のき、「老年」の域に突入してきたという自覚を促すような諸症状を実感してくると、 やたらに 「老い」 という文字が目につくようになった。 そんな折にオモシロイ記事を見つけたので紹介したい。↓ 「若い」 ということには限界があるが、 「若々しい」 ということに限界はない。 挑戦すべき何かを持っているとか、誰かの役にたつとか、 そんなものがある限り、人は老いることを忘れて・・・
経済が豊かになっても、厳しい状況にあっても 職場の人間関係で悩んでいる人は多くいる。 どの人も幸せに楽しく仕事をしたいと思っているのに お互いを傷つけあってしまうのは何故か? 役職の立場の違いや、仕事の内容が違う場合等に、それは多く起きる。 上司は 「部下は自分の思うとおりに仕事をしてくれない。」 部下は 「上司は自分の思うように評価してくれない。」 営業は 「製造は、思うように仕事をしてくれない・・・
先日、大人8名での宴会の席で、 かなりお酒が回った頃に 「Break the ice」 と書かれた紙が 皆に配られた。 意味は 直訳で 「氷を砕け」 だが 「緊張をほぐす」とか 「場を和やかにする」という目的の意味が含まれている。 渡されたその場では、緊張どころか皆一様に酔っていたので 真面目に取り組める者がいなかった。 持ち帰ってよくみてみたら結構面白いので 紹介したいと思う。 Let try ・・・
誰かが書いていた、 「この世の中そのものが、われわれにとっては道場であります。 生まれて死ぬまで人間は修行しているものと思われます。 それは 「使い方」 の修行です。」 から始まる文章に、 禅の言葉を思い出した。 「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」 好きな言葉である。 何故ならば、 様々な道場へ行って、 座禅をして、しびれる思いをしたり、 滝に打たれて、震える思いをしたり、 断食して、空腹感に苦・・・
新聞のコラムを読んでいたら 「協調行動の 失敗 」 という文字が目に留まった。 例えば サッカー場で興奮した観客が一人立ち上がると、後ろの人も立たないと見えない。 最後には全員が立ち上がるが、全員座った状態に比べて見え方は同じ。 立って疲れる分だけ全員が損をする。 そんな状態をいうのだそうだ。 協調行動をしたがゆえに、全員が居心地悪い結果になるとは なんとも残念なことだ。 さらに 一度この状態に・・・
2014/05/14: 怒りの種
気が付けば 「怒り」 という感情に触れなくなって、久しい。 日々起こるむごたらしい事件に 「怒り」 を抱かないというのではなく、 自らの中にある 「怒り」 に、である。 そもそも「怒り」とは何か? 喜びや悲しみと同様に誰もが持つ感情である。 常々私は 怒りたい時、怒らなければならない時には 「相手を慮(おもんばか)って気持ちよく怒れるようになりたい。」 と思っている。 感情に任せて怒ると「後悔」が・・・
2014/04/01: 自己重要感
50歳を過ぎてから2度目の大学生生活を始めた友人が 先月無事に卒業した。 卒業式で、〇〇学部長賞等、2つの「賞」を受賞した。 しかしそれで終わらなかった。 先生の勧めで受けた編入試験に合格し、再び大学生活へ突入することになった。 本人は 「人生仕切り直しのチャンス」 と言う。 生活の為に介護資格も取得して、働きながらの勉強は どれほどの努力と忍耐であったかと思うと 今後 「お師匠さまぁ~」 と呼び・・・
昭和33年に創業した当時は、竹が専門だった。 販売の主なものは、 建材用の銘竹、造園用の青竹、農業用の割竹、茶道用の花器 等。 製造の主なものは、 竹垣、扉、筧、庭門、砂防用スダレ等。 他に過去のヒット商品 「健康足踏み竹」 もあった。 *健康足踏み竹 昭和45年から健康ブームを背景に製造を開始し、特許を取得した。 後に刊行された昭和のモノづくりを紹介する雑誌 「昭和モノ・・・
今日はバレンタインデーだ。「だから何なのさ?」 という世代ではあるがチョコレート好きを自負する者としてはこの時期、市場に様々なチョコが並ぶのはうれしい。「チョコレート」 と聴くとワクワクするのだ。ミルクの配合によって微妙に変化する茶色のグラデーション、ほろ苦いく甘いカカオの香り、チョコレートという言葉の響き、などなど幸福感に包まれるのは誰しも共感できることだろう。さかのぼれば幼少の頃自宅に下宿して・・・
母がひとりで住んでいる実家には5年ほど前から 「日めくり言葉」 が壁に掛かっている。毎日、めくっては読み、肝に銘じるのが母の日課となっている。その言葉の数々はまだ老人の域に到達していない私でさえも「納得」させられるものばかりである。作者は、「老いの才覚」の著者曽野綾子さんである。先週パレスホテルで660名中の1人の聴衆としてお話を聴かせていただく機会があった。以前からお会いしたいと思っていたので講・・・
2014/01/16: 午年
今年の干支は 『午年』 馬である。馬に関する言葉は多々あるがやはりこれでしょう。『人間万事塞翁が馬』 (にんげんばんじさいおうがうま) 人間における幸、不幸は予測しがたい。 幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから 安易に喜んだり悲しんだりすべきでなはい。確かに、人生何が起こるかわからないから面白いのであって「吉」とでるか「凶」とでるか日々戦々恐々としていること自体疲れるば・・・
永く続く企業が抱えている問題のひとつに 「社員の高齢化」がある。何が問題なのかというと仕事の慣れからくるマンネリ化。年齢から起こる体力減退や運動能力による怠慢。その他に習慣を変えられない。変化に抵抗する。自信による慢心や思い込み。などという現象だ。ほとんどの人は体力や物覚えが悪くなったという自覚はあるが気づきにくい部分も多くある。これは仕方がないことでもある。問題なのはそういったことでサービスに対・・・
サハリンへ行く前も行った後も こんな質問が・・・ 「何しに行くの?」とか「何してきたの?」 視察です。 「何か観るところあるの?」 エネルギー貯蔵基地とかマンション建設現場とかです。 「サハリンって北方領土のこと?」 違います。あれは北海道の右っ側にある千鳥列島のことで サハリンは左っ側の細長い島です。 「なんでまたそんな寒そうなところへ~。」 確かに・・・
昔、ネイティブアメリカン手作りの店で ターコイズのネックレスとシルバーホワイトのバックルを手に入れた。 この店を教えてくれた若者の話を聴くうちに ネイティブアメリカンの 「自然と共に生きる思想」 に興味を持った。 アメリカ先住民 ネイティブアメリカンに伝わる言葉がある。 「最後の木が死に 最後の川が毒され 最後の魚を獲ったとき 人は・・・
2013/08/23: サハリン
9月に東京へ行く予定が入った。連休があるのでその日の前後数日間を東京市場視察と決め込んだ。それではと、安いうちにチケットを入手するためパソコンに向かったその時知人の経営者から電話が入った。「サハリンへ行きませんか?」日程がちょうどその頃だったので即答で「行きます!」と答えた。しかし何故 「サハリン」??北方領土ではない。 もちろんサハリパークでもない。北海道の上の方にあるあの細長い島旧樺太である。・・・
2013/07/11: 経営者とは
日本航空(JAL)を再生させた稲盛和夫氏の経営哲学を紹介した「経営者とは」が、日経トップリーダーから出版された。副題は「稲盛和夫とその門下生たち」である。稲盛和夫氏が主催する「盛和塾」という塾がある。「盛和塾」は83年に発足され、現在8000名の塾生がいるがその門下生が盛和塾での学びによって経営者として成長していくプロセスが書かれてある。30年たった今でも塾生が増え続けているそうだ。その理由の1つ・・・
シンガポールへちょこっと行ってきた。息子が高校の修学旅行で行った国だ。その頃ろくに口も利かない反抗期だったが旅行から戻ってすぐ (私が隣の部屋にいることに気付かずに)「ちょう感動したぁぁぁ~」と友人に電話で話しているのを聴き「アイツでも感動することがあるのだ」と安心したことを記憶している。それから私にとっていつか行ってみたい国のひとつとなった。あれから14年の年月がたちチャンスは訪れた。シンガポー・・・
2013/05/14: 再会
死生観を持たざるおえない年齢に近づくと 若かりし頃が懐かしく思えるからだろうか 偶然の再会いをきっかけに 大学サークルの同期生会を結成し開催するまでに 時間はかからなかった。 同期生16名のうち連絡がとれた者が11名 あっという間に開催日が決まり 北は青森、岩手 南は徳島、鹿児島 関東在住を含めて 東京に10名が集結した。 たくさんのそれぞれの過去を共有するには あまりに少ない時間 し・・・
2013/04/17: 沈黙を聴く
携帯電話を使うようになってから 電話を掛けるよりメールで用事を済ませることが多くなった。 遥か昔の固定電話が主流だった頃 友人と取り留めもないことを語りながら長々としゃべり 「またね」 と切る。 すぐに 言い忘れたことがあった とまた掛け直す。 どちらも別れがたく切る機会をやり過ごし 気がつけば受話器を持ったまま眠ってしまった などという懐かしい思い出もある。 今は会話するよりメールで・・・
2013/03/30: 根に返る心
10年以上も前に 商品を購入してくれたが代金が未納のまま 連絡がとれなくなった人がいた。 元々は造園業ではなかったようだが 後に造園の仕事もするようになり 時々材料を買いにきてくれていた。 当時は ご飯も食べられないほどのことがあったのだろうと わずかな同情心を抱きながらも 社員が一生懸命作った製品の 「価値の対価」がもらえないことの悲しみに 溜息をつきつつ  ・・・
2013/03/12: 女性社長
先月 知人を通して知り合った謀ビジネス雑誌の編集者から アンケートの依頼がきた。 女性社長の特集を組むため だという。 回答後ほどなくして雑誌が届いた。 テーマは 「女性社長がつくった落ちこぼれを出さない会社」 中小製造業の女性社長の会 「ものづくりなでしこJAPAN」 が産声を上げ 女性社長が大きな注目を集めている今 女性社長の・・・
私は 年に3回ほど 「経営者セミナー」受講のために 東京へ行く。 先月は 日本経営合理化協会主催の 「全国経営者セミナー」を 受講してきた。 全国から約600名の中小企業の経営者が集まり あらゆる分野の経営者の 体験談を聴き 教えを聴き 心を聴き 時には本音を聴き 時間を共有する。 たまには 「ここだけの話し」 も 聴ける。 それ・・・
2012/12/28: 思いの種
今年もあとわずかで 次の年へとバトンタッチする。 今年は 昇り龍の如く 天へ向かって昇ったは良いが 昇り切らないうちに終わってしまった。 しょぼっ。。。 どうも勢いが不足していたようだ。 夢や願望を抱いたは良いが その目標に対しての 「思い」 が弱かったのだろう。 反省。。。 気が付けば今 &nbs・・・
先月 鹿児島市の 「市電軌道敷緑化完成式典」に 参加させていただいた。 鹿児島市は 7年間かけて8.9Kmの軌道敷に芝生を設置する工事を すべて終了させた。 その緑の芝生の下に隠されている 「シラス緑化基盤材」を 販売させていただく機会を得たことを 光栄に思う。 式典では 私たちのお客様である 造園業者さん17社が表彰され 感慨深い思いでい・・・
他県に住む知人で 神社仏閣を こよなく愛する 人がいる。 先日、鹿児島に仕事で立ち寄られ 時間があるというので 「どこか行きたいところはないですか?」 と、お尋ねしたところ 「霧島神宮へ一度行ってみたい。」 とおっしゃった。 それでは! というわけで私の 「独断と偏見1日コース」 でお連れすることになった。 鹿児島中央駅10時にお迎えし、霧島へ向けてGO!・・・
2012/10/15: 習い事
私は子供の頃からいくつかの習い事をしてきたが どれも楽しいと思ったことがなかった。 自分の意志ではなかったことと 例え自分の意志であったとしても 先生の指導が好きではなかったか尊敬できなかった という 主なこの2つの理由によるものだと 今になって思う。 今私は こんなに大人になってから 自分の意志でアルトサックスを習っている。 先日 アルトサ・・・
2012/09/21: 展示会
9月15日土曜日 タカショー主催の [灌水・ウォーターシステム勉強会] を開催しました。 午前と午後に分けて 2時間程の講義と実習を行いました。 倉庫内に机と椅子を並べただけの 簡易セミナー室での勉強は 集中力を維持するのに大変だったと思いますが それにめげずに熱心に学ばれている皆様の姿を拝見させていただいたことは ス・・・
2012/08/29: 領土問題
竹島、尖閣、北方四島等の 日本の領土問題がここにきて緊迫している。 先日は 駐中国大使の公用車が襲撃された。 「日本の危機管理能力不足が見抜かれた」 と記事は書いていた。 当時の中国側の 「尖閣諸島問題の棚上げ」 の解釈がこうだ。 1.尖閣諸島は中国固有の領土ではあるが 中国は日本による実効支配を黙認する。 2.軍事力は使用・・・
先日 知人からこのようなメールが届いた。 「最も非生産的なことで、物事が解決しない方法とは、人のせいにすること。 という言葉にふれ 物事がうまくいかないとき 知らず知らず無意識のうちに人のせいにしておりましたが そういう思考を断ち切ろうと決意し 今も葛藤し続けながらですが自分を戒めているところです。 私の人生を変えてくれた言葉と言えるようにしていきたい。」 ・・・
2012/06/27: 営業マン
今までに訪れた営業マンは延べにして相当な人数になる。 創業55年にもなると 取引先との信頼関係がほとんど構築出来ているので 定期的にやって来る営業マンは 「近況」や「情報」、「新商品の紹介」や「注文伺い」にとどまる。 なので彼らのほとんどは 大した緊張感も持たずに 訪れる。 それに比べ 一般的な商品を販売しなければならない 飛び込み営業マンは・・・
10日間に及ぶイギリスでの体験は とても素晴らしいものであった。 なんといっても 時期が良かった。 夜9時過ぎても外は明るく しかも滞在中、晴天続きで 時間を有効に使えたことが 何倍もの楽しみを持つことが出来た。 全ては順調で 何事も問題はなかったが 国民性の違いをまざまざと見せつけられた出来事があった。 ロンドン在住の友人と 好・・・
2012/05/20: イギリス
イギリスには縁がある。 まず 個人的には 大学時代の友人が ロンドンに住んでいる。 それから ビジネス的には イギリスのガーデニング用 化粧砂利 を 13年前から直輸入している。 残念ながら 英語 だけ がしゃべれない私は (;一_一) その友人に手伝ってもらっている。 彼女は 元スチュ・・・
2012/04/26: 宇宙の法則
景気が良くて 「仕事が選べる」時代と 景気が悪くて 「仕事が選べない」時代の 両方を体験していると 経営者と社員の間に 暗黙の駆け引きがあることが分かる。 双方ともに どこかで「妥協」をしているのだ。 「妥協」というと聴こえは悪いが 決して「負ける」という意味合いではない。 「負けて勝つ」 のだ。 「景気が悪くて仕・・・
人生において最も悲しい体験は 愛する人との永遠の別れだ。 それを体験する以前までは 桜の満開の醍醐味に気づくことが なかった。 別れのあったその年 仕事で初めての場所へ向かう途中 道に迷い 満開の桜のトンネルに入り込んだことが 幾度となくあったことを 想い出す。 あれはなんだったのだろうか・・・ 場所もあまり覚えていない。 &n・・・
2012/04/02: 豊かな心
世の中には 不平不満を訴えている人が なんと多いことか。 その不満の基となるものは 何だろう。 「他人と同じものが与えられていない」 という 「平等性と権利の主張」 なのだろうか。 国への不平不満は 「税金の不平等性」 会社への不平不満は 「給料の不平等性」 親子関係での不平不満は 「相続の不平等性」 嫁姑の関係での不平不満は 「立場の不平等性」 &n・・・
数年前 ハワイ島のマウナケア山の途中にある 「オニヅカ・ビジターセンター」 へ行った。 スペースシャトル・チャレンジャー号の爆発事故で殉職された 日系アメリカ人初のアメリカ航空宇宙局(NASA) 宇宙飛行士エリソン・ジョージ・オニヅカさん の記念館である。 1986年1月28日 テレビニュースで チャレンジャー号の打ち上げ直後の大爆発を観て 何が起きたのか・・・
2012/03/07: 宝船
親しい人が逝った。 人との出会いが どこから始まり どこで終わるのか 予測がつかないからこそ 永遠の別れがきた時 心の持ちように 苦しむ。 「いっそ出会わなければよかった」 とさえ 思ってしまう。 しかし、そうではない。 出会ったからこそ 豊かな魂の交流ができ 教えと学びの 成長があるのだ。 だから ・・・
2012/02/19: お伊勢参り
思いもかけず 伊勢神宮へ行く機会に恵まれた。 日本人なら 「一生に一度はお伊勢参りへ」 といわれる場所だ。 持つべきものは友である。 車で案内をしてくれた上 御垣内(みかきうち)参拝の方法も こそっと 教えてくれた。 服装はカジュアルはダメ。 靴はヒールやブーツはダメ。 式年遷宮の寄付金は1000円以下はダメ。 お願い事を思ってはダメ。 心し・・・
2012/01/27: 学び
知人が 50歳を過ぎて 国立大学に合格した。 二度目の大学生となる。 「 まだ学び足りないの?」 お気楽な大学を お気楽に受験して お気の毒な大学生活を過ごした 私としては 毎度の事ながら 器のちっちゃい愚問に 反省しきり。 儒学者佐藤一斎 の「名言」を お祝いメッセージとして 伝えた。 &nb・・・
2012/01/07: 初夢
見た! 本当にはっきりと 長い時間 見てしまった 「初夢」。 この世もあの世もひっくるめて 最も大好きな人が現れて こう言うのです 「大変なことは常に起こる と同時に良いことも常に起こっている。 今、このときが常なのである 何も気に留めることも無く 何でも気に留めればいい。 思い方ひとつで 良くもなれば悪くもなる だからいつも考えよ 考えなけ・・・
2011/12/31: この一年
この一年に 触れた「言葉」は何か と思い返してみると 世界では ギリシャに端を発するヨーロッパの「ユーロ信用不安」 アメリカなどの「景気後退の兆し」 中国など新興国の「バブル崩壊の危機」 「国際競争の激化」 タイなどの「洪水」 「金日成総書記」の突然死 日本では 「長期デフレ」 「円高」 「少子高齢化」 「政治の混迷」 「東日本大震災」 福島原発事故による「電力不足」 ・・・
師走というこの月は 本当に慌ただしく忙しい。 「仕事が忙しい」 のなら うれしい悲鳴だが 「雑事が忙しい」 のは どんなものかと・・・ また反省。。。 しかし冷静に考えてみると 「雑事」のどこがいけないの? (と いつものように開き直る。) 「雑事」は 仕事に繋がるのだ! という強い思い・・・
2011/12/01: 決算
会計事務所での 決算報告が終わりほっとしたのも束の間 会社に戻ってみれば もうすでに 2ヶ月分の売り上げと昨年比の報告が 社長!気ー抜くんじゃないよ~ と言わんばかりに 机の上に置いてあった。 ぞぞぞっ。 この国はどこへ向かっているのか この政治はどこへ向かっているのか なんて言ってる場合じゃない うちの会社はどこへ向かっているのかぁぁぁー! ・・・
2011/11/15: 質問力
私は 「質問」が 苦手だ。 「何か質問がある方は、挙手をお願いします。」 と投げかけられると つい 目を合わさないように下を向く。 子供のころからの「手」だ。 カッコよく言えば 質問したいことが多すぎて、瞬時に整理がつかない。 ずるく言えば 聞いていない。。。。 今1番の理由は もうかなりの大人にな・・・
隠す爪すら持っていない 私にとっては憧れの言葉だ。 しかし世の中にはいろいろな人がいる 爪を出してる意識がない人 あえてわざと出しまくる人 でもそれも その人の生き方だ。 自分を誇示していかなければ 目標を達成することが出来ない こともある。 しかし 謙虚であることは美徳であると 私は思う。 なぜなら・・・
2011/10/14: お得な夜
日頃は全く飲まない私にも 行きつけのバーは ある。 女性が一人頑張っているからだ。 そこは 10席ほどしかない隠れ家のような店で 静かに会話ができるから 時々利用する。 その晩 4人だけで静かに飲んでいた 私たちの後から 数年前まで全国放送に出演されていたコメンテーター そして金融関係の数名が入ってきた。 間もな・・・
2011/09/29: 後ろ姿
「人を観るときは、前より後ろから観るのがよい。 前はつくろえるが後ろはごまかせない。」 思わず 後ろにある鏡を振り返って 我が背中を見る。 見れない。 首が回らない。 借金で? なことはありませんよ~。 孟子の言葉 「面(お・・・
サミュエル・スマイルズの「自助論」に書かれてある 有名な格言である。 つまり 「人生は自分の手でしか開けない」 と言っている。 「 自分で自分を助ける精神こそ その人間をいつまでも励まし元気づける。 人のために良かれと思って援助の手を差し伸べても 相手はかえって自立の気持ちを失い、その必要性をも忘れるだろう。 保護や抑制も度が過ぎると・・・
2011/08/25: 余生
お盆が過ぎて ひと仕事を終えたような気分になるのは 先祖のことを意識する年頃になったということなのだろう。 先日 法事に出席し 先祖の系図を見る機会に恵まれた。 そこには 若くして逝った人 長寿を全うした人 様々いた。 身内を失うということは 亡くなった年齢に関係なく 悲しいことに変わり・・・
ある大手企業のリーダーが リーダーシップについて語った 話がある。 企業内にあるトイレの落書きを なんとか辞めさせたいと あれこれ策を考え、部下に指示をするが 一向になくならない。 そのうちに 「落書きをするな」 という 落書きまで出てしまった。 諦めかけたその時 突然 ・・・
お庭の現場写真です。 鹿児島県の「お庭の匠」 地中海庭園様 デザイン設計 森重花樹園様 施工 の現場です。 クライアントのたつての希望 「広い広いデッキ」の完成です。 デッキ内に高さ3m程度のものを5本以上入れたいところを 4~5年後の成長を見込んで 極々小さなオリーブの苗を多数植えました。 まだまだ「発展途上のガーデン」 ・・・
2011/07/14: 徳を磨く
ある会社の社員からこんな話を聞いた。 「社長に憧れて入社して4年目になるが 社長への尊敬の念が益々増してくる。 自分自身が経験を重ねるほどに その思いは深まるばかり。 だから 仕事が楽しくて仕方がない。」 本人自身が成長していてもなお 社長への思いが深くなるということは その社長が とてつもなくすごい! だけでなく 社長自身も常に・・・
昨年7月 ブログのタイトルに 「事業承継」の事を書いた。 あれから一年がたち 我が社にも その時がきた。 1人息子が 「碎啄同機」よろしく ヒナにふ化の時がきて 内側から殻をコツコツと叩いたのだ。 待ってました!とばかり 親は 思いっきり外側から殻を叩いた。 ほっ。 この先 ・・・
2011/06/21: 独自性
情報社会になってから インターネットを使っての情報入手は勿論のこと 勝手に送られてくる情報や 自らが築いた人脈からの情報や 本、セミナー等から 様々な事業の話を見聞きすることができるようになった。 繁栄から衰退、衰退からの復活 或いは 繁栄から突然の消滅 。。。 これはダメダメね。 そんな あらゆる企業の「栄枯衰退」を疑似体験ができる。 しかし未だに ひと・・・
2011/06/08: 出処進退
「出処進退」と聞くと 最近はつい「退」を思い浮かべてしまう。 まだ早かろうに・・・・ と言われそうだが 身の振り方を考えておくことは とても大切なことだ。 企業においての 「社長」の立場で考えてみると 「出」とは 「社長」という出番をもらった時をいう。 「処」とは 社長という役割に留まっている時をいう。 ・・・
2011/05/30: 自己反省
気がつけば 最近は「反省」ばかり・・・・ 学びが深まるほど 今までの自分はなってなかった と自己を反省する。 素晴らしい人に出合うと 今までの自分はなってなかった と自己を反省する。 ちょっと変?とか嫌!とか思う人に出合うと 鏡を見せられているのだと思い 今までの自分はなってなかった と自己を反省する 。 年齢を重ねる・・・
座右の銘のひとつが 「我以外皆師也」 である私に 尊敬する人物はとても多い。 現在に生きる人 過去に生きた人 未来に触れる人 死ぬまでに どれほどの数になるかしれない。 先日 ある尊敬する方から 本人の著書を頂いた。 そこには 著者自筆のサインと言葉が記されていた。 「自靖自献」 ( 自らを靖んじ、自らを献ずる) ・・・
2011/05/06: 碎啄同機
碎啄同機(さいたくどうき)という言葉がある。 (一般には「卒啄同機そつたくどうき」といわれているようだ) 親鳥が卵を毎日温めていると、やがて孵化の機が熟するとともに 雛が中からコツコツと殻をつつく それが「碎」である すると親鳥がこれに応じて外から殻をつついてやる これが「啄」である 子供が、自ら目標を持ちそれに向かって歩もうとした その瞬間・・・
植木屋カクタクダ という人物の話を知った。 1200年も前に 植木屋の技術は現在のものと変わらぬばかりでなく その精神も受け継がれている ことに驚かされた。 話はこうだ。 「 カクタクダは長安の西で植木屋を営んでいた。 長安の金持ちや果物商人等で彼を珍重せぬものはなかった。 というのは、彼の種(う)える木は、移植してもつかぬということ・・・
ショ―ペンハウエルの寓話を 心理学者のフロイトが 「人間関係のむずかしさ」 について伝えている話がある。 「山嵐のカップルが、山に冬が来て寒いので寄り添おうとしたら お互いの針で相手を傷つけあう。 そこでその痛さに耐えきれず離れる。 すると また寒くて仕方がないので再び寄り添う。 するとまた傷つけあう。 会うことも寄り添うことも出来ない生活を繰り返し 適当な距離をもつようになる。」 ・・・
2011/04/05: ジンザイ
新将命著の 「リーダーの教科書」 に 「部下は4つに分類出来る」 という 興味深い文章が目にとまった。 ○スキルも高くてマインドも高い人を 「人財」 仕事が非常によくでき、人間的にも優れていて、人から信頼され、仕事に対するやる気も高い人。 ○スキルは高いがマインドは低い人を 「人在」 仕事は出来るが、自ら手を挙げて行動しない人。 ○マインドは高いが、スキル・・・
2011/03/19: 幸福とは
この度の東日本大震災の被害に遭遇されたすべての方へ お亡くなりになられた方々のご冥福おをお祈りいたします。 残されたご家族の皆様へ、心からお悔やみ申し上げます。 そして今、自らの命を掛けて復旧作業をしてくださっている 原子力発電の関係者、消防、警察、米軍兵士の方々と 支えている家族の皆さまに敬意を表し、心より感謝申し上げます。 皆様の安全を心よりお祈り申し上げます。 &・・・
2011/03/07: 心で見る目
最近、目が疲れる。 仕事で 「パソコン」 プライベートで 「携帯メール」 自宅やカフェで 「読書」 趣味で 「映画観賞」 使い過ぎ? 「年齢のせいだよ」 と愛情いっぱいに慰められるのは かなりムカつく。 目は 「物を見る」 ためだけにあるのだろうか? 「見ることの深さ」 を考えてみた。 それは 「・・・
2011/02/22: 女性企業家
「女性企業家・リーダー名鑑」 という本の存在を知った。 そこには 「仕事に家庭に社会に輝く女性達」 108名の女性企業家が掲載されている。 近いうちに、第2弾も発刊されるということだ。 女性企業家は 近年日本でもかなり増えてきているが 情報社会になってからは目覚ましい進化を遂げているように感じる。 パラパラと眺めているうちに 様・・・
2011/02/11: 生老病死
近頃、私の周りに 「親しい人との永遠の別れ」 を体験する人が増えてきた 命は永遠ではない いつかは必ず訪れる「辛く悲しい体験」である 本人自身が乗り越えなければならない試練だから 黙って傍にいることくらいしか出来ない。 法華経の方便に 釈迦が、我が子を亡くした母親に 「死者を出したことのない家からカラシの種をもらってきたら、その子が生き返る薬・・・
2011/02/01: 絶対的な善
「善」と「悪」について考えてみた。 何を基準にして これは「善」 あれは「悪」 と思うのかを考えていたら 案外 自分というものを中心に考えていることに気づく。 自分に都合の良いこと、自分に好ましいことを 「善」といい 自分に都合が悪いこと、自分が嫌いなことを 「悪」という そしてそれは 「相手によって変わる」 ということにも気づかされる。 親・・・
2011/01/20: 本物
ちょこっと中国古典に触れる機会があった。 いわゆる「四書五経」なるものである。 2000年以上も前からの「言葉」が 今に残っていることの不思議を考えてみた。 それまでに たくさんの言葉がふるいにかけられ 消えていったはずだ。 しかし、残った。 人が人として生まれてきて 一生を終える間に必要な言葉だからだろう。 これが 「本物」 ・・・
2011/01/08: 仕事の報酬
昨年は社員に 「何のために働くのか」 を話す機会があった。 「問うた」のではなく一方的に「話した」だけである。 「何のために働くか」を問えば 間違いなく 「給料を得るために働く」 という答えが返ってくるだろう。 当然のことだ。 会社で働く目的は給料を稼ぐことであり その稼いだ給料で自分の好きな人生を送る。 それで良いと思う。 目の前にあること・・・
2010/12/29: 門松
弊社が1年を通して 12月だけ販売する商品に 門松がある。 これを売り切ると 1年をしみじみと振り返る気持ちになるものだ。 毎年新年を迎えるために門松を立てる その意味を調べてみた。 古来縁起の良い樹木として賛美され親しまれてきた「松」が 由来だということを知った。 「まつ」という名は 天から神々が降・・・
上中下、大中小、優良可、1等・2等・3等・・・・ 上も大も優も1等も大好きだが 経営者になっても いまだに頂いたためしがない。 経営者として 人として こんな「上」や「大」を目指したいものだ。 「金を残す」は 下 「事業を残す」は 中 「人を残す」は 上 学ぶ事は「知ること」 下 学ぶ事は「変わること」 中 ・・・
2010/12/09: 発想の転換
ポジティブな考えもここまでくれば 笑うしかない。 何が順調か? と 発想の転換をしてみたら・・・ 人生は前向きに行かなくっちゃ! と 前へ前へと向かって行けば その先には 「三途の川」 があるじゃない。 目標に終わりはない。 さて 「三途の川」を渡った先にあるものは・・・? ・・・
2010/12/01: 心の成長
今まで生きてきた間に 「相手の言葉に傷ついた」 という思いを経験したことの無い人は いないだろう。 果たして 「傷つけられた」 のだろうか? その「相手の言葉」で 自分でも想像しない程の動揺が起き 腹を立てたり 悔しがったり 恨んだり 悲しくなったり そんな気持ちになった時 まず自分の心を冷静に見つめて・・・
2010/11/23: 白熱教室
日曜日の夕方 たまたまテレビをつけて くぎ付け状態になった。 最初から最後まで 感動して 爽やかな気分に浸れて 頭がぐったり疲れた そんな番組は久しぶりであった。 それが ハーバード大学で最も人気のある講義 であることを あとで知った。 それは 政・・・
決算書の提出が終わり、やれやれ。 ほっとして机の上を見れば書類の山。 次の仕事が待っている。 いつになったら 何一つ物が置かれていない 美しい机の上で仕事ができるのだろう・・・。 日常の忙しさの中で 何を優先させなければならないか 日々悩んだり、焦ったり、心が穏やかでいられない時間を過ごしながらも 「すべての事はうまく進んでいる・・・
2010/11/05: 美しい連鎖
最近、東京へ行く度に 思うことがある。 どこへ行ってもトイレが美しいことだ。 特に、駅のトイレには感心する。 昔は 並ぶ、汚い、紙がない。 今は 並ばない、キレイ、紙がある。 そして 地下鉄路線が増える度に 美しいトイレの数は増え続けているのだ。 なんと親切で ありがたい ことだろう。 平成5年に「日本を美しく・・・
2010/10/22: 奈良の夜
奈良へ行ってきた。 目的の用事を済ませ、少し時間があったので せめて奈良駅周辺だけでも見て回ることにした。 「もちいどのセンター街」から「奈良町通り」を通るというわずか15分のコースである。 (興味深い店がいっぱいあるので、どれほどの時間を掛けて回ったかは云わずもがな・・・。) 日が落ちるのが早いもので 駅近くの「猿沢の池」に着いた頃には辺りが・・・
仕事で行き詰ったとき 悲しい出来事に遭遇した時 つらくていやな思いをした時 後悔したり、悔しがったり、自分や他人を責めたり 或いは、何か代償となるもので気を紛らわしたりしても 心の苦しみから解放されることはない。 松下幸之助さんの言葉を思いだす。 「現実というものは否定してはいかん 肯定してもいかん 容認しなくてはいかん」 現実・・・
長く商売をしていると 良い時も 悪い時も 経験することになる。 経営者が日々の事業を営む中で 迷いや不安が生じることは常の事だ。 振り返ってみると 好調な時は、 悪い時が来たときの事を 悪い時は、 さらに悪い時が来たときの事を 考えてしまっている。 そんな経営者は多いのではないだろうか。 イト―ヨ―カ堂 創業者の言葉に 気付かされる。 「お客様は、来てくださらな・・・
2010/09/27: ミドリムシ
子供の頃 単細胞の微生物 「ミドリムシ」 を 教科書で知った。 「ムシ」なのに「虫」ではない。 ずっと引きずってきたように思う。 さらに 単細胞なのに立派な名前が付いてることも、 自分の中で消化しきれない部分であった。 その「ミドリムシ」が数十年たった今、 「微生物が人類を救う」という記事を読み 私の中でよみがえってきた。 ミド・・・
2010/09/21: 好きな詩
「お父さん大好き」 お父さんてすごくかっこいいんだ ぼく お父さんににてるかな あーあ 早くぼくも ハゲになりたいなぁ 世の はげちょろびんのお父さんたち 子供は、こころのカッコよさ を見抜いてます。 外見にこだわらず こころ も ピカピカに磨きましょう! ・・・
30人ほどが集まったセミナーで 目を瞑ってもらい 「今、人間関係で悩んでいる人はいますか?」 と聞いてみたら 殆どの人が手を挙げた。 という話を聞いた。 長い時間を共有する 職場や家庭が 悩みの場所であるとは なんて悲しいことだろう。 その原因の多くがコミュニケーション不足にあるのではないかと 私は思う。 その中でも重要なのが よ・・・
2010/09/04: 子供
私には、 初めての出産を間近に控えている姪がいる。 彼女は、周囲の人々から沢山の愛情を受けてスクスクと育った。 素直で愛らしく、とても素敵な女性に育った。 彼女は今、 子育てへの不安がいっぱいだと思う。 しかし 愛されて育った人は愛することを知っている。 何の心配もいらない。 最近、児童虐待の記事やニュースを見聞き・・・
先日、早稲田大学近くの小さなオーガニックの店で 仏教詩人『坂村真民』の娘さん夫妻にお会いする機会いに恵まれた。 「念ずれば花ひらく」の詩碑は現在、 海外36基を含めて全国各地に737基建てられている。 念ずれば花ひらく 母がいつも口にしていた 苦しいとき このことばを わたしはいつのころからか となえるようになった そうして そのたび わたし・・・
2010/08/23: 縁に触れる
人は、生きている間に1200人の眷族(けんぞく)に触れるという。 すべて身のうち。 細胞のひとつひとつに出会っている。 良い関係も、悪い関係も なるべきして起こっているのだ。 鏡を見るごとく 自分自身のこととして相手を受け入れることで すべてに無駄がないことに気づく。 それは過去性のものとして学び 未来への進化向上へつなげることなのだ。 人間・・・
ジェルクルツマンの言葉に共感した。 大胆に任せる 自らのリーダーシップにずっと自信が持てないまま経営するのが 社長の本当の姿かも知れない。 ある意味それでも良いと思う。 だからこそ、進歩も学習もあるのだ。 問題は、どこまでが社員に任せるべきかという線引きの方法だろう。 究極的にはすべての社員に任せ、 経営者の仕事は、議題の設定だけですむようにしたいもの。 ・・・
2010/08/12: 職人の腕
世界文化遺産の法隆寺は1300年の歴史がある。 この世界最古の木造建築の大修理を成功させたのは 「癖のある木」 と 「使いこなす職人の腕」 にあるという。 「癖のある木」 とは 木は、その木の生きてきた環境や特性によりそれぞれに「癖」をもっている。 性根の悪いものや、曲がったもの、周囲の木と上手くやっていけないもの 等 様々ある。 「使いこなす職人の腕」 とは その様・・・
2010/08/03: 語らう
漫画家 岩明 均 の作品 「ヒストリエ」 の主人公 アレキサンダー大王の図書室官をした実在の人物 「エウメネス」 のセリフが好きだ。 「書物から得た知識の多くが、ほったらかしにしておけばいつまでも 『他人』 なのだが 第三者に解りやすく紹介してみせることで、初めて 『身内』 になってゆく。」 本を読み、それを自分なりに咀嚼して、誰かに伝えることで 自分の ・・・
宇宙飛行士の野口聡一さんが半年ぶりに地球に帰ってきた。 宇宙に持って行ったという 「宇宙庭」 の記事を見た。 「きぼう」の船内にある照明だけで育てるのだそうだ。 その目的は、食糧生産技術でも、生物実験でもなく ただ 「庭を作り、育てる」 こと。 その狙いは、癒し効果やアートとしての観賞もあるが、 多様な文化的背景を持つ宇宙飛行士・・・
2010/07/22: 事業承継
造園屋さん全盛期から30年が経った。 世代が変わり、この業界もいつの間にか見たこともない顔の若いカッコイイお兄さん達が増えてきた。 親と子で一緒になって「社長業を勉強する」機会も多いと思う。 親子の意見が異なると争いになる。 それはやがて衰退にも繋がる。 しかし、一緒に学ぶと、思想も哲学も一緒になり、安心して任せることが出来る。 どういう役目を与えられて、・・・
(自分の利益のためだけに行動すれば、人々の恨みをかうだろう。) 孔子の論語 相互利益の思想を持った日本人、角倉素庵という江戸時代の貿易商人が 外国貿易の心得に書き残した言葉があります。 「貿易というのはどんなに利益が大きくても、 先方に利益がなければ終わりである。 こちらの利益がいかに少なくても、 先方にも与えるようにすれば長持ちすることが出来る。」 &・・・
サッカー・ワールドカップの日本選手たちのチームワークに感動し、エールを送った人は多かったと思う。 その渦中の人、日本代表監督 岡田武史氏も、人間学を学ぶ月刊誌「致知」を読んでいた。 「致知」http://www.chichi.co.jp 「チームが勝てなくて悩んでいる時や、決断に迷っている時など、何度「致知」に助けられたことだろう。 そういう時の私は、視野が狭くなり、不・・・
・・・
2010/06/29: 愛と感動
「3人の職人」という話を知ってるだろうか。 焼きあがったばかりのレンガを建築現場に運ぶ3人の職人に聞いてみた。 「あなたは今何をしているのですか?」 1人目の職人は 「ご覧の通り、これで私はご飯を食べているのです。」 2人目の職人は 「このレンガで、私は建物の壁を造っているのです。」 3人目の職人は 「私は今、世界一の教会を造っているのです。」 同じ仕事を・・・