市電軌道敷緑化:庭・ガーデニング・植木の造園業者紹介サイト お庭の匠 

お庭の匠一覧へ
ギャラリー一覧へ
トップ >> さめこめ!鮫島産業女社長のブログ >>市電軌道敷緑化
 

さめこめ!鮫島産業女社長のブログ

2012/12/07市電軌道敷緑化

kidou2.jpg

先月

鹿児島市の

「市電軌道敷緑化完成式典」に

参加させていただいた。

 


鹿児島市は

7年間かけて8.9Kmの軌道敷に芝生を設置する工事を

すべて終了させた。

 

その緑の芝生の下に隠されている

「シラス緑化基盤材」を

販売させていただく機会を得たことを

光栄に思う。

 

式典では

私たちのお客様である

造園業者さん17社が表彰され

 

感慨深い思いでいっぱいになった。

 

 

 

ところで

シラスといえば

「厄介者」

と、鹿児島に住んでいる住民は誰でも

思っている。

 

土砂災害の原因として

よく知られているからだ。

 

 

今から2万5千年前に

鹿児島湾北部で大噴火が起こり

その際に生じた火砕流の堆積物が

シラスだ。

 

鹿児島県の大半は

このシラス台地(水持ちが悪く、地質はやせ、その上風が強い)

で形成されているというから

いかに厳しいかということが分かる。

 

 

しかし  

鹿児島県は 

この「負の遺産」を

この地に生き続けるために折り合いをつけ

「厄介者」をプラスの素材に転じ、有用な地下資源として甦らせ

様々な商品に変身させてきた。

 

                                                  

     

 

このたび

鹿児島市が

環境問題に着目して

市電の軌道敷に利用しようなど

なんて素敵な発想だろうか。             

kidou3.jpg

 

 

 

この計画が目指したことは

 

〇緑豊かな快適環境づくり

〇中心市街地のうるおいづくり

〇市電の魅力向上

〇公共交通の利用促進

〇マイカー交通抑制による環境負荷軽減

〇コンパクトシティの実現化

 

そして

効果として得られたものは

 

〇ヒートアイランド現象の緩和

〇騒音軽減

〇うるおい創出、景観の向上

〇鹿児島市の街の魅力として情報発信・高評価

 

等である。

 

 

市電が

まちづくりに大きな役割を果たした

のだ。

kidou1.jpg

 

 

鹿児島ならではのこの施策

県外からもたくさんの人々が視察に訪れ

今では

熊本、長崎、広島の路面電車に

利用されるまでになった。

 


 

  

先日

シラスを生んだ姶良カルデラ(鹿児島湾と桜島を囲む巨大カルデラ)

に、ものすごい資源(180年分ものレアメタル)

があることをテレビで知った。

 

この埋蔵物を採掘するのには

様々な問題を解決しなければならないだろうが

「負の遺産」ではなくなったことは確かだ。

 

 

閉会式の際に市長が

 

「鹿児島はこれからだ!」

 

とおっしゃった。  

 

 

その瞬間

シラス地帯に住むという厳しい条件をバネにし

近代国家の先駆けとなった薩摩魂たちの熱いエネルギーが

会場いっぱいに湧きあがったように

感じた。

 

 

泣こよか ひっ跳べ!! 


ページトップ
 前のページへ:霧島へドライブ 次のページへ:思いの種