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さめこめ!鮫島産業女社長のブログ

2014/02/14チョコレート

今日はバレンタインデーだ。

「だから何なのさ?」 という世代ではあるが
チョコレート好きを自負する者としては
この時期、市場に様々なチョコが並ぶのはうれしい。

「チョコレート」 と聴くとワクワクするのだ。

ミルクの配合によって微妙に変化する茶色のグラデーション、
ほろ苦いく甘いカカオの香り、
チョコレートという言葉の響き、
などなど
幸福感に包まれるのは誰しも共感できることだろう。


さかのぼれば幼少の頃

自宅に下宿していた立教大学生が、夏期・冬期の休みを郷里の金沢で過ごした後、
毎回10種類のチョコレートをお土産に買ってきてくれていた。
それは卒業までの4年間続いた。

学生の身分なのにチョコレート代をどこから捻出したであろうかと思うと感謝に絶えない。
(まさかパチンコ? 今度聞いてみよう。)

その際投げかけてくれる言葉が
金沢弁で 「いちゃきな~(かわいい)」 だった。 
*私にもかわいい時期があったのだ。 あぁ~それなのにそれなのに。。。)

さらに父が
良い子にしていた「ご褒美」と言って
毎週土曜日の夜にチョコレートを私の枕元に置いておくのが習慣だった。
私は日曜日の朝に起きてすぐそれを見るのが楽しみだった。
マーブルチョコレートの時には、シーツの上に全部出して、花や動物などを描いて遊んだ後
口の中へ放り込んだものだ。


それ以来
「チョコレート」 イコール 「ご褒美」 イコール 「かわいい」 イコール 「幸福感」

というふうに刷り込まれたのが
チョコレート好きの理由なのかもしれない。



先日の日曜日にデパートへ立ち寄ってみたら
大催し物会場で、バレンタインチョコ販売を開催していたのには驚いた。

この市場はすたれるどころか、どんどん進化、成長している。
日本特有の 「義理チョコ文化」 のおかげだろうか。


義理チョコは
日本にバレンタインチョコが広まった時
「女性が男性にチョコをあげる日」 という概念が根づき
「日頃の感謝の気持ちをチョコレートで」 という習慣へと進化し
なにかにつけ贈り物をするという文化の日本で
生まれるべきして生まれたのだと考えられる。

しかし日本人が持つ 
過去のことに感謝。(先日はどうも。)  
現在のことに感謝。(本日はどうも。)  
未来のことに感謝。(今後ともどうぞ。) 

「お返し」「心づけ」「根回し」という習慣に目をつけ

お菓子業界の策略ともいえる「ホワイトデー」なるものが設定されたのは
かなり興ざめである。

ホワイトデーがなければ配りまくってるのに。。



そもそもバレンタインデーとは何か?

ローマで殉教したキリスト教の司祭「ヴァレンティーノ」という人の名前が由来だそうだ。
ローマ帝王クラウディウス2世が
兵士達の戦争への意欲の喪失に、恋人の存在が原因だと思い、若者の結婚を禁じた。
それを哀れに思ったヴァレンティーノが、若者たちを秘かに結婚させた。
そのことを知った皇帝は、ヴァレンティーノにローマ国教への改宗を迫ったが
承諾しなかったために投獄し、後に処刑した。
処刑の日が2月14日だという。

なんと悲しく切ない物語ではないか。
ならばなんとしても恋を成就させねばヴァレンチーノの魂は浮かばれない。
この日を機にたくさんのカップルが成立することを願わずにはおれない。



ところで
恋の成就などどうでも良いただのチョコレート好きにとっての朗報がある。

チョコレートは肥満の大敵!と思っていないだろうか?
実はカカオバターの脂肪分は吸収率が低く、体脂肪になりにくいことが
立証されているのだそうだ。

それ以外にも
*動脈硬化による心臓病を回避する。
*血管を広げる作用があるので、高血圧や冷え性、血栓の予防にもなる。
*集中力や記憶力認知機能が高まる。
*植物繊維が含まれているため、肥満・便秘による大腸がん予防に効果がある。
*カカオ成分に虫歯の原因菌を抑える働きがある。
*カカオポリフェノールにアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患の炎症を抑える作用がある。


1日20g(板チョコ横一列ほど)毎日食べると効果があるというので
今日沢山もらった人は、人に上げたりしないで毎日食べることをお勧めする。


くれぐれも

「毎日食べても1年はかかっちゃうよ。」

などと、ほざいてはならない。  






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