2011/04/05ジンザイ
新将命著の 「リーダーの教科書」 に
「部下は4つに分類出来る」 という
興味深い文章が目にとまった。
○スキルも高くてマインドも高い人を 「人財」
仕事が非常によくでき、人間的にも優れていて、人から信頼され、仕事に対するやる気も高い人。
○スキルは高いがマインドは低い人を 「人在」
仕事は出来るが、自ら手を挙げて行動しない人。
○マインドは高いが、スキルは低い人を 「人材」
やる気はあるが、スキルがない。仕事の経験の少ない、社歴の浅い人。
○スキルもマインドも低い人を 「人罪」
仕事も出来ないし、やる気もない。
その人の存在そのものが会社に対して罪を形成しかねない人。
思い当たる人も多いと思う。
しかし、
「人財」 を 「人罪」
にしているのは
リーダーではないだろうか。
「適材適所」もリーダーの能力次第だ。
リーダー自身が 変われば
あるいは
部下自身が、辛苦の体験を経験して 変われば
あるいは
環境が 変われば
あるいは
リーダーが
価値観の違う部下達すべてを認め、受容することが出来れば
そう
すべてが変わる!
のだ。
すべての人が「人財」なのだということに
気づいた時
すべての事がうまく回っていくだろう。
ちなみに
我が社の社員は すべてが
「仁才」だと信じてやまない。
*「ジンサイ」と読むが、この場合無理やり「ジンザイ」と読んで欲しい。 こじつけが趣味。
「仁」は
己に克ち、他に対するいたわりのある心。
「才」 は
生まれつき持っているすぐれた能力。
これは
誰でもが持っていて
いつ、どこで発揮するか
だけの違いだ。
時々は理解不能なこともあるけれど
それはそれで楽しいかな。