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2021/04/06稲盛和夫に学ぶ人間学

鹿児島出身の稲盛和夫氏が県と市に寄付した20億円の内から建設された「かごしま国際交流センター」を先月見学してきた。

入り口に飾られた稲盛氏の優しい笑顔を見て
89歳になられた現在、どのように過ごされているのかが気になった。

そんな折に届いた雑誌、「致知」の特集が「稲盛和夫に学ぶ人間学」だったのが、なんだかとても嬉しかった。

特集では、2年前に解散した「盛和塾」の卒業生を始め、
氏から多くの影響を受けた15名の著名人が、稲盛氏についての心温まるエピソードを語っている。

私は今までに
盛和塾の世界大会(5000名)
世界経営者会議(600名)
致知出版社の35周年記念パーティー(1200名)など
その中の一人の聴講者として氏の講演を聴く機会があったが
どの時も稲盛氏の姿は、あれほどの偉業を成し遂げてこられた人とは思えぬほど謙虚で静かで優しい印象しかなかった。

聴衆に目を向けることなくひたすら原稿を読むことに徹する氏の姿に当初は違和感を覚えたが、
講話が進むうちに大勢の聴講者がいるはずの会場に、気づけば自分以外誰一人いなかったのではないかと思えるほどの静寂に包まれ、
講演が終わる瞬間大喝采の拍手で現実に戻されるという体験をした。

「稲盛哲学」が生み出す言葉で全員の心がひとつになる瞬間が生まれたのだ。

その稲盛哲学の中の一つに
「求めた者だけが手に入るという人生の法則」がある。

「人生は人の考えた所産(つくりだしたもの)である。
心が呼ばないものが自分に近づいてくるはずがない。
その人の心の持ち方や求めるものが、そのままその人の人生を現実に形作っているのだから、事を為そうと思ったら、まずこうありたい、こうあるべきだと思う事。
誰よりも強く身が焦げるほどの熱意をもって願望すること が何より大切なこと。」
また
「魂を磨いていくことがこの世を生きる」
その意味についても語っている。

「死を迎える時は、現世で作り上げた地位も名誉も財産も全て脱ぎ捨て、魂だけを携えて新しい旅立ちをしなければならない。
この世に何しに来たのかと問われたら、迷いもてらいもなく生まれた時より少しでもましな人間になる。
僅かなりとも美しく崇高な魂を持って死んでいくためだと答える。
昨日よりましな今日であろうと日々誠実に努める。」


人は、この世に生まれたからには死ぬまでにやるべき役割がある。
それが何かを考え続け、それを実行し続け、結果として多くの人々に良い影響を与えた実績が、稲盛哲学の言葉で証明されていると感じた。

「海外に開かれた鹿児島の国際交流の推進に活用してほしい」という思いで寄付され完成した「かごしま国際交流センター」。

外国人留学生らの寮や多目的ホール、研修室などを備え、日本語講座などを通して市民と外国人が交流できるようになるには、コロナの終息を待たねばならないが、

「世界に雄飛する人材が育ってほしい」
と期待する稲盛氏の情熱に、鹿児島の若者はきっと応えてくれるだろう。




 

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