2011/05/20自靖自献 (じせいじけん)
座右の銘のひとつが
「我以外皆師也」
である私に
尊敬する人物はとても多い。
現在に生きる人
過去に生きた人
未来に触れる人
死ぬまでに
どれほどの数になるかしれない。
先日
ある尊敬する方から
本人の著書を頂いた。
そこには
著者自筆のサインと言葉が記されていた。
「自靖自献」
( 自らを靖んじ、自らを献ずる)
意味を調べてみると
「内面的には
良心の靖らかな満足
外に対しては
世のため、人のために自己を献する」
とあった。
う~ん
じっくりと
今、自分が置かれている立場で考えてみる。
何の為に会社はあるのか
何の為に働くのか
改めてこの言葉に准じて考えてみると
「仕事を通して、自己の主体性や自立性を練磨することで
生き甲斐ややり甲斐という満足感、幸福感を得ることができ
そのことによって発達成長した自己を通じて
世の為人の為に尽くすこと (安岡正篤)」
という意味であることを理解した。
言い換えれば
すべては自らが創りださなければ
自らの幸福感も他者への貢献も
何もないということだ。
身の引き締まる思いに
著者に感謝しつつ
自己を反省する機会となった。