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さめこめ!鮫島産業女社長のブログ

2011/08/25余生

お盆が過ぎて

ひと仕事を終えたような気分になるのは

先祖のことを意識する年頃になったということなのだろう。

 

先日

法事に出席し

先祖の系図を見る機会に恵まれた。

 

そこには

 

若くして逝った人

長寿を全うした人

 

様々いた。

 

 

 

 

身内を失うということは

亡くなった年齢に関係なく

悲しいことに変わりはないのだが

 

 

周囲の人は

 

90を過ぎて亡くなれば

「天寿を全うした」

と言い

 

 若くして亡くなれば

「お気の毒に・・・」

と言う。

 

 

その基準は

どこにあるのだろう。

 

 

「余生」というものを

持てたか持てなかったか

の違いなのだろうか。

 

 

 

「余生」

という言葉を調べてみると

「盛りの時期を過ぎた残りの生涯」

と記されてある。

 

 

余生とは

庭でも眺めながら

家でのんびり過ごそう

 

というものなのだろう。

 

 

 

しかし

愛すべき人を若くして失い

 

「(余生をもてずに)お気の毒なことに」

と思われるのは

 

残されたものとして

少しつらい。

 

 

 

こんな言葉に出会った。

 

「人間の生き方に余生というものはない

息を引き取るまでその人の一生懸命の人生だった

そして残されたものは

その人の魂を引き継いで生きていく

死は愛する人の最後ではない

残された人の細胞の中に入っている」

 

 

一生懸命生きた愛する人の存在と

連綿と繋がっている命の不思議を思い

現実の今を生かされていることに

感謝の気持ちでいっぱいになった。

 

 

 

 

 

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