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なんでんかんでん

2015/02/03「コレラ菌などのこれら菌に気を付けて」

只今、インフルエンザが猛威をふるっています。

みなさん、お身体はいかがですか?

 

私も去年、子供が持ち込んだ インフルエンザにやられ

家族全員寝込み、苦しい思いをしたものです。

 

世界を見渡せば エボラ出血熱など、恐ろしいウィルスが流行し、 

いつ 日本に入ってくるかもわかりません。

19世紀には世界中をコレラ菌(黒死病)が猛威を振るい

ヨーロッパ諸国など全人口の3割が命を落とすという大流行もありました。

 

そのコレラ菌。昔 日本にも猛威を振るい多くの命が奪われました。

 

日本では「ころり」と亡くなることからコロリと呼ばれ、

漢字で書くと「虎狼痢」というそうです。

まさに虎と狼が一緒に襲ってくるほど恐ろしい病気。

 

その特効薬とされたのが大阪の薬の町「小彦名神社 神農さん」の

「虎頭殺鬼雄黄円(コトウサッキウオウエン)」という丸薬。

 

なんとも恐ろしげで効きそうな名前だが

名前の通りに虎の頭骨がまぜてあるのだそうで。

 

「批薬一人前 一粒宛紅絹袋に入れ、男は左、女は右の肌に付置くべし。

もしくは 疫病の兆しある時は、早く家内にてくすべてよし、

また急なる時は白湯にて用いてよし。

ただし 常に懐中して百邪を除く事神のごとし」

 

と、なんだか薬と呪術の中間の様。

 

今では 万病のお守りとして 五葉の笹に付いた張子の虎を

同神社に奉げられています。

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インフルエンザに効くかは兎も角、

みなさん お身体には気を付けて 

明日も元気にがんばろう!


鹿児島営業所  鹿児島園材  東

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