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なんでんかんでん

2015/08/03生命をいただく

先日 私の回りでちょっとブレイクしているという
『養蚕農家カフェ桑の実』へおじゃました。

里山の奥へと細い道を上り、え?こんなとこに??
静かな佇まいのおしゃれなカフェへ

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木々も苔もとても元気だ。


いただいたのは2種のケーキセット。

kaiko4.JPG
桑の実チーズケーキ
桑茶
桑の実ジュース
ここまではだいたい想像のつくもの。

シルクのブラムクーヘン・・・
シルク??シルクって絹だよね??

蚕がつくる繭玉を細かく粉砕して粉にして食するのだそうだ。
お肌によさそう(*^。^*)

桑の葉や実は中性脂肪やコレステロールを抑えるとか
肝臓や腎臓機能の改善に役立つとか・・・

このあと 繭玉から糸をとる という
全国でもここでしかできない体験をさせてもらう。
とてもきれいな色にちょっとびっくり。
まったく自然の色だそうだ。

kaiko2.JPG
黄白という蚕・・雄が白色、雌が黄色の繭をつくる
天然の色でこのままの色の糸が紡げる
繭玉をお湯に入れて稲穂の刷毛で優しくなでて糸をとる


細い細い糸を何本も依って
反物を織る糸に仕上がるそうだ。
繭玉1個からとれる糸の長さは約1.5㎞。
1匹の蚕が作る糸で一本の糸でこれだけの長さを出すのだそうだ。
ちまちま巻いていると一日かかってもおわらない。(@_@;)

最後まで糸を巻き取るとどうなる??
中には蚕のさなぎが入っているのです。

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黄色の繭からは黄色い糸が紡げる
繭の中からは、さなぎと、さなぎになるときに脱皮した抜け殻がででくる


桑の実カフェの奥様が教えてくれた。
糸をとるには蚕が羽化して繭を破ると糸が切断されてしまうので
生きたままのさなぎの繭をお湯に入れるのです。

つまり 蚕の命をいただいて、糸をつむぐのです。と。

私達は生きるために、様々な命をいただいているのだが、
ここでもまた、命をいただいている。
感謝の気持ちを忘れてはいけないね。


蚕の一生についても少し学んだ。
ここでは、桑の木を育て 蚕を育て 繭から生糸をつくり
反物を織りあげ、着物、帯等の製品まで手掛けているという。
なぜこんな山奥なのか・・・
回りに茶畑や農家の畑があると、農薬の影響をうけやすい。
蚕にたべさせる桑の葉は、健康でなければいけない。
そしてカフェでも食材として使用するのだから。
ということだった。


美しい自然の中の環境で生かされている命をいただく。
動植物の命だけではなくて、自然そのものも生命だよね。
空気のきれいなところで 体にやさしい、美味しいランチやお茶をしに
またちょっと足をのばしてみたくなった。


余談だが、ご夫婦ふたりで一から手掛ける工程で出来上がるいぶすき紬。
年間10反しかできないそうだ。
これだけの手間暇かけるのだからね。
とても興味があるけど、お値段こわくて聞けなかったわ・・・(^_^;)

kaiko5.JPGこれなら いけるかも???





鹿児島営業所  鹿児島園材   田中

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