我が家の平成史
本店 河島節子
たまたま時代の節目の4月1日が「なんでんかんでん」の当番になり、自分なりの平成を振り返ってみることにした。
平成30年間、長いようで過ぎてしまえば瞬く間という感じである。
私にとっては波瀾万丈と言えばそうかもしれないが、
有り難いことに人間は忘れる事が出来る。
特に私はそれが強いらしい。 歳を取ると昔の事は良く覚えていて、
今のことを忘れるらしいが、私は都合の悪いことだけではなく、
良いことを忘れているので、子供達には許してもらっている。(念のため、認知症ではありません。)
この忘れ性の私の中で強く残っているのは、身近な人達との永遠の別れである。
最初はおもうだけで胸が苦しくなっていたが、月日が経つにつけて、その人達との楽しい思い出だけが残っている。
そして私にとっては大きな喜びと試練を与えてくれた子供達との成長の日々。©中武利仁
平成元年 長女中学2年、長男小学6年、次男小学3年、次女3歳。 その次女も今は結婚して三児の母である。
婿、嫁、子供達、家族が増えていったことに30年の重みを感じている。
新しい元号が「令和」に決まり、新たな時代への幕開けである。
若い世代にとって、良い時代になってくれることを願わずにはいられない。